平成29年2月23日(木)13:00~15:10
講師 兵庫県音楽療法士会 理事長 松崎聡子氏
会場 にしむら珈琲 御影店
参加者 23名
例年この季節はランチコンサートを開催してきましたが、会場の事情もあり中断していました。新たなプログラムを考える中で、「音楽療法」について知りたいという声があり、一般社団法人兵庫県音楽療法士会に相談させていただきましたところ、快くお引き受けくださり、開催の運びとなりました。 「音楽の持つ生理的、心理的、社会的働きを用いて、心身の障害の軽減回復、機能の維持改善、生活の質の向上、問題行動の変容などに向けて、音楽を意図的、計画的に使用すること。」という音楽療法の定義の具体的な解説に始まり、歴史、役割、効果などお話をうかがいました。 今までそれぞれに音楽を聴き、演奏するなかで感じていたことを、系統立ててお話しいただき、参加者は「納得!!」の表情でした。


楽しみにしていた体験、おなじみの童謡を歌いながら交互にグー・パーをしたり、二つの童謡をチームで交互に歌うなど、脳の活性化につながる体験をしました。なかなか思うようにできないものです。



様々な楽器を持参してくださり、「いい日旅立ち」を歌いながらツリーチャイムを鳴らし、音の余韻を楽しみ、トーンチャイム、エナジーチャイムにも触れさせていただき、美しい音色を味わうことができました。

「E malama」は立ち上がって歌いながら手と体を使った振りを教わり、時のたつのも忘れて笑顔で歌い続けました。「さようなら」も初めて歌った美しいメロディーでした。



2時間はあっという間に過ぎ、興奮冷めやらぬ中、ケーキとコーヒーを味わいながら、おしゃべりはつきませんでした。
初めての体験でしたが、すてきな講師さんのリードで、はじけるような笑顔に
なり、頭も心も身体もほぐすことができたと実感しています。
会場が少し狭かったので思い切り体を動かせなかったことが心残りですが、
また、このような機会を作ることができたらと願っています。